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last virgin

フジとまぁ。の同性カップルの同棲日和。

病気日記①2017/08/09

※注意

病気日記は以前まで書いていた「独り言」と似ています。
私の病気に関することで感じていることを綴っているだけです。
内容は暗いです。
「病気日記」は私の自己満足ですので、少しでも嫌だなあ…と感じたら、読まない方が良いです。

宜しくお願いします。
吐ける場所が欲しくて、綴っているだけの自己満足な記事です。








ある日、
息をすることが出来る場所を見つけた。
誰も干渉しない、
誰もが各々の世界で生きていて、
心地がいい場所だった。
息が出来なかった世界で
小さな小さな希望を見つけた気がした。

ひとりになることを望んでいた。
一瞬でも良いから、
ひとりになりたかった。

ある日、いとも簡単に
ひとりになれる場所を失った。
ホッと息を吐ける場所がなくなると
また海の底に一気に引っ張られた。

どう生きれば良いのか?
何かに逃げるのは駄目だったのか?
と何度問いかけても答えは返ってこない。
またひとつ、灯りがきえた。


「死にたいさん」がもっと近くに
寄ってきた。
前よりも近くに、
前よりもにんまりと笑みを浮かべ、
前よりも悲しげな叫び声をあげて、
「死にたいさん」は
いつのまにか私の左腕に絡み付いて
離れようとしなくなった。

「死にたいさん」は
ほとんどひとつの言葉しか言わない。
スピーカーから定期的に聞こえる
シュプレヒコールとは違う。
たった一言、
「死にたい」とだけ耳に残りやすい
叫び声をあげるのだ。

怖い。その声には中毒性があった。
聞き続ければ、続けるほどに
心が支配されていくのがありありと
感じられた。
しかし聞かない方法は見つからない。
耳を塞いだとしても
「死にたいさん」は
人間の穴という穴を抉じ開けて
叫び続ける。

もうずっと目の前が暗い。
起き上がりたくない思いと、
生きたいと薄れてしまった感情を
大事に抱えながら
蝉の音を聞いている。

気が狂ってしまいそうになるのを感じた。




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